JCI 社団法人浜松青年会議所

青少年育成委員会 中村 浩之

 近年の日本では、少子高齢化や核家族化が進行する社会において、家族・地域の絆が弱まり、さらにはものが満ち溢れ、使い捨てが横行する消費社会の進行により、人や自然・ものに対する感謝の心が薄れてきていると考えます。家族・地域の絆と感謝の心が希薄化することにより、非行や犯罪の低年齢化が進んでおり、とても心豊かな社会とはいえないのが現状ではないでしょうか?一昔前、一歩外へ出れば、学年の違う近所の友人が大勢いて、自然と一緒に遊ぶ環境がありました。また、親以外でも、間違った事に対して、真剣に叱ってくれた大人の存在がありました。物質的には恵まれていなくとも、豊な心が育成される環境があったと考えます。

 そこで、青少年育成委員会では、心豊かな社会創造のため、青少年育成事業を展開していきます。『2009はままつ少年の船』を出航し、大海原へと旅立ち、大自然を体感する事により、自身が生かされている事に気づき自然やものに対する感謝の心を育んでいただきます。また、限られた船内空間において、幅広い世代間の仲間とともに、支えあいながら生活する事により、他者を敬う心、人に対する感謝の心を育んでいただきます。そして、『はままつ少年の船』にとどめることなく、青少年の目線に立ち、青少年に寄り添いながら、青少年育成事業を行います。

 このような青少年育成事業を行う事により、次世代を担う青少年たちが、家族・地域との絆を大切にし、感謝の心を持って行動し、社会を変カえていきます。そして、心豊かな青少年の純粋な行動が、周りの大人を変カえ、波紋を拡げていくのです。その波紋が地域全体に広がっていく時、魅力ある地域の創造へと繋がると確信しております。

閉じる