6月度例会「新たなことに挑戦しようとする組織づくり・人づくり」

 2004年6月24日(木)19:00〜21:00よりグランドホテル浜松 孔雀の間にて、ビジネスアカデミー委員会による6月度例会が行なわれました。講師に木村政雄氏を迎え、「新たなことに挑戦しようとする組織づくり・人づくり」について講演されました。
吉本興業に長年勤められ,横山やすし きよしのマネージャもしていたという豊富な経験もあるという関西人気質の木村氏。雄弁で決して止まることのない弾丸のような話しぶりに圧倒されながら、講演は終始笑いの中に、経営でも人間でも挑戦することの大切さを強調されていました。メンバーも聴き入り、思わずメモをとるというあっという間の一時間半でした。「人間にも才能にも企業のシステムにも賞味期限がある。切れてからわかる」・・・なかなか深いお言葉でした。「おもしろそう、楽しそう、やってみよう」の一歩から新しい挑戦は始まるのです。強面のお顔からちょっと想像できないようなわかりやすいお話で、挑戦することの勇気をいただいた素晴らしい講演でした。予想以上にインパクト大きかったですね!
その他にも磐田JC40周年と沼津JC50周年開催の為、それぞれのLOMからのPRが行なわれました。(文・山下 里栄子)


『委員長コメント』  6月度会員例会を担当させていただきました、ビジネスアカデミー委員会 委員長の伊藤 剛です。
 昨年、予定者の段階で内田理事長よりビジネスアカデミー委員会を仰せつかってから一番始めに動き出したのが、今回の例会の講師選定でした。同期でもある例会委員長の大森君から再三『メンバーの出席率をあげてほしい』と釘をさされており、尚且つ我々の年間のテーマに沿う人物を探す事は容易ではありませんでした。書店に通い、ホームページを調べてもなかなか決まらない。もうすぐ予算折衝という頃、幹事の渥美幸久君から一冊の本を手渡されました。本のタイトルは『笑いの経済学』。著者は木村政雄と書かれていました。
前々から木村氏のこと知ってはいたものの、『ヤスキヨ』のマネージャーという位の認識でしかありませんでした。どうせたいしたことはないだろうと思いながら著書を読み始めました。読み終わった後、『この人だ』と直感しました。
 講師の選定が終った後も難題がありました。木村氏に会いに行っても本人が不在。電話をしてもマネージャーのかたが全て応対して木村氏に実際お会いしたのは結局例会当日でした。完全な打ち合わせ不足で木村氏にこちらの意図が通じているかどうかそれが一番の心配でした。
 しかしふたをあけてみると、会場は熱心に聞き入り、時には爆笑している多くのメンバーの姿がそこにはありました。感動しました。私たちの選んだ講師は間違っていなかったんだと委員会メンバーが口々に言っていました。
新任理事ということでなにも分からないまま走ってきたこの10ヶ月間、例会当日も委員会を開催する時も担当副理事長、室長、スタッフ、委員会メンバーには迷惑をかけ続けたどうしようもない委員長を、理事長をはじめとする多くのメンバーの皆様は『よかったよ』とおっしゃってくださいました。全てが報われた気がしました。本当にありがとうございました。
まだ我々の委員会には10月の委員会事業が控えています。少しでも皆様のお役にたてるよう、一生懸命努力して参りますので温かく見守ってやって下さい。
これからのビジネスアカデミー委員会に乞うご期待!!!!!(文・伊藤 剛)