あの人は今
       --浜松JCの功労者達--   「第5回 伊藤雅章先輩編」

自分を見つめ直し、考え、始動…!!
 「紹介者しか、知り合いはいませんでした。」入会のキッカケは、たまたま訪れたガソリンスタンド。と語るのは「Mイトーシンミュージック」代表取締役社長、伊藤雅章先輩。
 「今は、オリエンテーションがあって詳しい説明があるのでしょうが…。当時は、ほとんどが紹介者との付き合いや顔で入会していたようで、先輩もニ年間はスリーピングだったそうです。三年目に、今まで自分は何をやっていたのだろう…と自問自答され。自分からもっと進んでJCの輪の中に入らなければ、一生涯友達は出来ないと…気付かれたようです。
 そんな折、ある先輩から「何でも勉強だからやってみろ…」との薦めに従い、JC活動をアクティブにはじめることに。一年、二年、三年と連続「例会皆出席」を続け友人を得る努力をされました。

スリープ会員を掘り起こし、委員会活動の活性化へ
 初めての委員長経験は、「対内コミュニケーション委員会」。対話によってJC内部を活性化しようという企画でした。みんな少なからずJCに対する不満や意見があるようで…?それを聞いてあげるだけでもスッキリしたのかナ…。結構いい意見や提案があったので、それをまとめてみました。その後の運営に役立ったと思います。
 次年度、一番人数の多い「経営開発委員会」を任されることになりました。ところがスリープの大先輩が四人いたのにはビックリ…。(苦笑)。そこで先輩の会社を訪ねることに。五つの委員会事業を設定。そのうちの四つを先輩たちの担当としてお願いしました。『準備はすべて私どもでやります。当日の実行委員長としての挨拶だけで結構です…。』と言って実行委員長を受けていただいたのです。当時は会員が少なかったこともあり気軽に会ってくださいました。そして仕事内容やご本人の人柄、さらには苦労話しなどを伺うことが出来たのです。私にとってそれが大きな収穫でした…。高い会費を払っているメンバーです。このスリープの人たちを除いた、自分達だけでの活動なんてあり得なかったのです。結果的には、立派に企業経営をしている方たちです。自分の関わる事業を無責任に出来ようはずもなく、積極的に委員会に参加してくださるようになったそうです。 気持ちがひとつとなった委員会のパワーは素晴らしいもので、結果は大成功でした…! 伊藤先輩の知恵とテクニックに脱帽です。

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