TALKING対 談

vol.012020.10.22

Talking About Hamamatsu
第1回~女性メンバーのJC活動と家庭の両立~

左から知久真理子さん、高品里織さん、竹本沙有理さん、和久田理事長

理事長:浜松青年会議所で初めての試みとなる「対談(Talking  About  Hamamatsu)」をはじめます。
第1回目のテーマは「女性メンバーのJC活動と家庭の両立」です。
みなさんよろしくお願いします。

まずは、みなさんの浜松JCに入会したきっかけを教えてください。

竹本さん:元々JCに似た団体に入っていました。
それは、父の知り合いから紹介を受けたロータリーの若者バージョン、浜松ローターアクトという団体です。
その団体が30歳で卒業の為、卒業を機にJCへ入りました。

高品さん:メンバーの奥様が保険のお客様で、仲良くさせてもらっている中で、浜松JCの拡大委員長だと知り、話を聞きました。

理事長:決め手は?

高品さん:きっかけは日常がつまらなくて、ずっと同じサイクルの中で生活していて、新しい輪に入りたいと思っていたいいタイミングで。

知久さん:15歳から27歳まで浜松にいなくて、28歳で浜松に帰ってきたときに中高の友人しかいないことに気づいたのと、当時拡大委員長だったいとこに誘われて入ってみようかなというのがきっかけです。

理事長:みなさんありがとうございます。

それでは次に、JC活動と家庭の両立をさせるためにどんなことを意識しているのか教えてください。
それではまず竹本さんからお願いします。
結婚して4年目ですがその間に常任も経験されてますね。

竹本さん:子どもが1歳の時に常任理事を経験しました。
当時はまだ子供もよくわかってないので、お菓子を食べている間や両親に面倒を見てもらって…。
旦那さんもJC会員なので活動自体は理解してくれていた。
親のサポートもありながら、なるべく迷惑かけないように回数も気にしながら…。

理事長:今お子さんが3歳ですが、当時と今とどっちが大変ですか?

竹本さん:今の方が大変です(笑)
やっぱり自我が芽生えて「行かないで!!」と言われてしまいます。
でも、今年はZOOMの例会が増えたのでそれで参加できてるのが大きいです。

理事長:そうだね、配信だったりハイブリットだったりして、現地にいなくてもつながり学びの機会が得られてるよってことだね。

竹本さん:コロナが終息してもこれは続けていってもらいたいなと、思います。

理事長:続いて知久さんどうでしょうか?

知久さん:夜の活動が多くて、19時20時はご飯食べさせたりお風呂入れたりで旦那さんに任せきれないことがあるので、夜預けるために事前におじいちゃんおばあちゃんと寝る練習をして備えました。

理事長:ありがとうございます。
続いて高品さんどうですか?
今は入会3か月で、まだこれから8年の期間あるわけですが、家庭との両立に対してどのよう事を意識し活動していこうと思っていますか?

高品さん:まだ入会して3か月だけど、タイムスケジュールを組んで人に任せる人に頼るってところを効率よくやっていこうと思ってます。
今までは母親だから何でも一人でやらなければと考えてましたが、それを取っ払って主人にも頼ろうかなと考えてます。(笑)

竹本さん:ご主人は理解してくれているのかな?

高品さん:理解しているかは分かりませんが、協力してくれています。(笑)

理事長:お母さん会員の皆さんが、努力されて活動している中で、知久さんと竹本さんには以前に話したかもしれないけど、
例えば6時半から例会の終わる2時間後まで託児所スペースを設けて例会が終わるまで見てもらえる
って話をしたけれど、そういったのってどうかな?

知久さん:選択肢があることはいいと思う。
自分が絶対出なきゃいけない時に人を探さなくて済むのは大きいかも。
時間が時間なのでそこでご飯も食べさせてくれたらいいかも(笑)
そのまま帰りの車で寝てくれたら最高(笑)

竹本さん:子どもが2人になると途端にハードルが上がったので、見ててもらうのもなかなか頼みづらいから託児所があるとそれもいいかなって思います。

理事長未来の理事長たちはこういった声も汲んで予算をつけてあげてください。(笑)

知久さん:JCの託児所ができれば、子どもの世界も広がるからいいよね。

竹本さん:隣の部屋にいるとわかればいざというとき対応できるし安心。

理事長:男親でも今日は託児所に連れてくよと言えば母親もとてもうれしいですよね。

知久さん:ぜひ連れてって(笑)子ども全員連れてって(笑)と言うと思います。
誰にとってもメリットだと思います。

理事長:家族は青年会議所についてどう思っているか?

高品さん:正直まだ3か月なのでどう思っているかわからないけど、
家族からは“お母さんがやりたいことだから協力するよ”と応援してもらってます。
娘から「ママいつも頑張ってて偉いね」と言ってくれてます。

理事長:頑張ってる姿が美しいということですよね。
家族も一緒に参加できる事業が沢山あると、女性も男性も家族の理解をもっと得られたり、JC活動に参加しやすくなるのかな?

竹本さん:私の場合は家族が、JCにはたくさんの出席機会があると言う事を知っているので、「いまは出たい気持ちを我慢しているんだな」ということで、快く送り出してくれます。
父もJCのOBだし、旦那さんもJCメンバーなのでその点は理解があります。

理事長:知久さんはどう?

知久さん:旦那さんは「まあそんなもんだろうな」という目でみていると思います。
自分が出なければいけないとこだけ出る、というように自分で調整しているので、旦那さんもそこは理解してくれるはずです。

理事長この先家庭を持ってる女性が入会してどんないいことあると思いますか?
結婚、出産、育児ある中で40歳の卒業まで…
高品さんどうですか?

高品さん:タスクが何個もかぶっているけど、意外と自分でできてるじゃんと。
自分の限界を知ることができるし、意外とやれるということに気づく。
逆に追い込めて自分のやれることが増えていくとまだ頑張りたいなと思うようになってきました。

理事長:たった3か月でも入ったことによっていい方に気持ちの変化が生まれて、この先も頑張っていけるということだね。
知久さんはどう?

知久さん:高品さんの回答が模範解答ですね(笑)
24時間のなかでタイムスケジュールを組み、その中で一つのピースが欠けることのリカバリーの難しさと大変さが自分の経験と成長になります。

JCにお母さんが入ることがJCにとってもいいことになるはず。

お母さんならではのスムーズな計らいや和気あいあいとした雰囲気があるともっといい団体になると思います。

理事長入会を考えている方へ一言お願いします。

竹本さん:子どもから見てかっこいいお母さんになりたいなと思いながらやってきました。
入会すると仕事と家庭ともう一つの世界が広がっていました

あと父の会社に入り、いずれ会社を継いでいく境遇を友達や身内と話すこともなかったが、JCに入って同じ境遇の方に会えて相談できたり話しをできた事は本当によかった。

~これからの入る方へ~

竹本さんかっこいいお母さんになりましょう!

知久さん:大人になると新しい世界に飛び込む機械自体がなくて、新しい世界に飛び込むことって大変だけどリターンも大きいと思う。コロナ禍でいい意味でも悪い意味でも時代が変わるので、これからの時代を担う若い人たちと語らう場は貴重なので是非入会してください!

高品さんビーハングリー・ビーフーリッシュですね。

理事長:日本語で言うと?(笑)

高品さん貪欲で、馬鹿であれ。
JCってまじめな部分と遊びの部分で2極に見えていて、ON、OFFしっかりしている学びの場だと思っています。こんな事を学べる所なんてそうそうないでしょうから、入会する事をお勧めしますよ!

理事長:みなさんありがとうございました。

《ご協力:オリエンタルテラス |静岡県浜松市 株式会社鳥善.》