理事長所信 【地域の宝を育て輝く未来へ】
 地域人として私たちのできる事は何でしょうか。そのひとつとして、地域の宝でもある子供たちを育成する事が挙げられます。
浜松JCは、本年度も青少年育成事業の核として継続的に開催されてきた「はままつ少年の船」を出航し新たな歴史を刻みます。しかし、学校週休2日制となった今、単発的な事業だけでは、十分とは言えません。その為、地域の人々に「コミュニティーが子供を育てる」ことを認識していただいた上で、連続的活動を試みる必要性があると考えます。核家族化等の影響により地域における交流が希薄となった世代間において、ひとつのテーマを共有し、事業を通してふれあう事こそが、地域の青少年育成にプラスになると確信します。
また、地域のもっとも小さいユニットである「家庭」にも積極的に目を向けていきます。昨今、青少年によって引き起こされる悲惨な事件の背景には、教育の原点とも言える家庭の躾にも問題があると言われています。我々の世代は、家庭へ帰れば子供を教育する立場にあります。私たち自身が子供たちに正面から向かい合う事こそが教育の第一歩であると考えます。

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