〈委員会基本方針〉
委員長 山﨑 真之輔
モノづくりの街浜松。これは、私たちの先輩が築かれた大きな財産であり、実際に浜松には、輸送用機器や楽器などの分野で培われた卓越した技術を持つ中小企業が数多く存在しています。しかし、少子高齢化や人口減少、さらにグローバル化も進む中で、果たして今、それでも浜松はモノづくりの街と胸を張って言えるのでしょうか。企業の技術は、本当に生かせているでしょうか。そういう時代だからこそ、私たち青年経済人は、人や社会が必要とし、それらを幸せにするためのモノづくり産業の育成に貢献していかなければなりません。
産業育成委員会は、公開例会とあみだ会を行います。公開例会では、本市の誇る多彩なモノづくり企業と多様なエンドユーザーを縦横無尽に結び付け、ワクワクするようなイノベーションを感じられる場を創出します。そのために、企業へ積極的なアプローチを仕掛けて企業の持つ技術をリサーチするとともに、本事業への参画を強く促します。一方でエンドユーザーに対しては、福祉や子育てなど地域課題の解決に繋がるようなテーマを定めた中で、それに応じる貴重な声やアイデアを収集します。そして、これらを掛け合わせ、価値あるモノの製作に挑戦し、その集大成を発表します。また、事業の進捗をSNSを活用して発信するなど、プロセスを大事にした事業展開に努め、持続可能な産業育成のモデルケースを構築してまいります。加えてあみだ会では、会員同士の懇親を深め、業種の垣根を越えた絆を感じられるような設えを施すとともに、公開例会へ向けた機運の醸成を図り、会員の心に火を灯す役割を果たしてまいります。
浜松の企業が有する特異な技術や進取の精神と、まだ見ぬエンドユーザーの潜在的なニーズが融合された時、新たな価値あるモノが生まれ、それが私たちに幸せをもたらします。同時に、このモノづくりの新風が私たちのさらなるチャレンジを後押しし、この街の産業を力強く前進させていくでしょう。Hamamatsu発の熱狂によってこそ、私たちが望む本当の豊かさを手にすることができるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 藤山 直也
「浜松」といえば何を思い浮かべますか。楽器、オートバイ、うなぎ、ぎょうざ等、多種多様な素晴らしい産業資源があります。さらには海、山、川、湖等の自然も豊富で、浜松は日本の縮図とも言われているのです。しかし、これだけ恵まれたまちではありますが、観光地という印象は深く感じられない様に思われます。我々、浜松市民が当たり前の様に接したり感じたりしている場所や風景の中には、世界の方々にとっては当たり前ではない、新鮮で価値のある観光資源が眠っているはずです。視点を変えた観光地としての魅力を探求し、豊かなまち浜松をアピールする必要があるのではないでしょうか。
地域資源発信委員会では、浜松の新たな観光資源を発掘し、発信してまいります。近年、世界各地で観光地や景勝地における自撮り写真が流行しており、人気のある場所はセルフィースポットと呼ばれ話題になっております。浜松においても、そんなセルフィースポットの様に一度は行ってみたいと思うような新たな観光資源を、多面的な視点で見つけ出し世界中に向けてアピールします。まず、当委員会にて観光地や浜松ならではの場所を調査し、ピックアップします。その中から、性別、人種、国籍、世代を越えた世界の方々に意見協力を求め、様々な価値観をふまえ観光地としての新たな魅力を発見していきます。浜松に住み、慣れ親しんだ市民には今まで見つけられなかった気付きや感動、素晴らしさが明らかになるでしょう。さらにそれらを、観光資源としての魅力が伝わるインパクトのあるPR動画にまとめます。動画は世界中に繋がるWEBを利用し、日本中、そして世界中に幅広く発信して参ります。発信した効果を確認する尺度としては、動画再生回数の検証も行います。
浜松の観光資源に新たな魅力が加えられ、観光地としての注目度は向上します。このまちが元来持つ高いポテンシャルと相まって、行ってみたいまちとして浜松を訪れる観光客が増えれば地域経済は潤い、豊かなまち浜松が醸成されるのです。
〈室基本方針〉
室 長 渥美 恵介
我々が「明るい豊かな社会」の実現を目指していくうえで、未来を担う子供たちを育てることは避けて通れません。その中でも最も重要なのが、想像力を発達させることだと思います。想像力は人間が、自主的・意欲的に希望をもって生きていくために必要な、とても大切な能力であるからです。子供たちが学校教育や家庭といった日常生活で養ってきた想像力をより一層発達させるために、我々は公的な教育と相補いあう青少年育成の第三者的役割として、それらとは異なる情操教育の機会を創り出していく必要があります。
「想像力」を発達させる一番の近道は、未知の世界を体験することです。少年の船運営室では、少年の船運営委員会と青少年育成委員会が連携を取り合いながら、子供たちが学校や家庭ではできないことを体験する機会を創り出して参ります。少年の船運営委員会では、浜松JCの伝統と誇りある事業でもある「2017はままつ少年の船」を企画運営します。子供たちに3日間の洋上生活や仲間と共に挑戦する船内研修を通して、広い世界に対する好奇心や、人の気持ちを知り思いやりの心を育む機会を創ります。青少年育成委員会では、新しい青少年育成事業の試みとして「小学生向け職業選択事業」を企画運営します。子供たちに「働く」ということを教えることで、自分の方向性と可能性について考えさせ、働くことや生きることへの夢や希望を持たせる機会を創ってまいります。
他人への想像力豊かな人間は、人の気持ちを考えることが出来るため、優しさや思いやりの心を持てるようになります。将来への想像力豊な人間は、夢や希望を抱き、実現に向け常に自分を磨く意識を持つようになります。多情多感な時期に想像力を発達させた子どもたちは、自らの未来に対して、逞しく生きていく力を身に付けることができると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 小針 陽一郎
子どもたちが将来社会に出て逞しく生きていくための糧となり、必要となるものは「想像力」です。そしてそれは、彼らが心豊かに成長していくために大切なものでもあります。想像力豊かな人は、周りに流されず自らの意思を表現することができ、人の痛みを知る優しい心を持ち合わせ、自分の力で問題を解決していくことができます。私たちは親世代の責任として、また浜松JCにしか出来ない青少年育成の第三者的役割の担いとして、彼らの想像力を育む情操的な教育の機会を創出し続けていく必要があると考えます。
少年の船運営委員会では「2017はままつ少年の船」を企画運営します。想像力を育む一番の近道は、見知らぬ人たちと触れ合い、新しい世界に出会い感動する経験を積むことに他なりません。青少年育成の代表的事業である少年の船を通して、子どもたちの能力を最大限に活かし、彼らの想像力を育み伸ばしていくのに効果的な研修を企画・実施します。チームで協力して挑む研修では、自分の考えを主体的に発信できる積極性を引き出し、自立心を養っていきます。初めて出会う仲間と
の触れあいや洋上での集団生活を通して、他人を認め助け合う心を伸ばし、協調性を育んでいきます。想像を絶する大自然での環境から、子どもの好奇心を掻き立て、何事にも興味を持って探究していく姿勢を学ばせ、順応力を養っていきます。運営面でもスタッフやチームリーダーと連携を密にし、仲間との絆の大切さ、周りの支えへの気づきと感謝する心の尊さを伝
え、さらに事業の効果を高めていきます。
3日間の船旅を経て子どもたちは、自分の意思に基づいて能動的に行動する力を養い、相手の気持ちに立って考える思いやりの心を育み、未知への探究心を身に着けていきます。多情多感な時期に、初めて出会う仲間との非日常体験や、未知の世界と出会う感動体験を経て、想像力を育み、心豊かに成長した子どもたちは、その先の人生においても、臨機応変に困難を解決し、自らの力で未来を切り拓いていくことができると確信いたします。
〈委員会基本方針〉
委員長 河合 健太郎
いつの時代も未来を担うのは今の子どもたちであり、彼らが将来たくましく生きていくための力を身につけていくことは、私たちが果たすべき責任だと考えます。浜松JCは長年「はままつ少年の船」という事業を通して、この課題に取り組んでまいりました。この伝統を受け継ぎつつ、時代の趨勢に即した情操教育の場を創りだし、次世代へ明るい豊かな浜松を託していくために、子ども達が想像力豊かに成長するための新たな可能性を見つけていかなければなりません。
青少年育成委員会では、浜松JCが未来を担う子ども達に対して、今後も責任ある青少年育成事業を実施・継続していくために、時代の趨勢に合わせた活動・仕組みの再構築や提言を行ってまいります。一つ目は、浜松JCが25年の間継続してきた伝統ある青少年育成事業の「はままつ少年の船」について、今後どのような方向性があるのかを模索していきます。「はままつ少年の船」を継続していくうえで近年問題となっている課題を洗い出し、今本当に求められている青少年育成事業とは何か、どの様な運営方法が適切なのか、などを検討していきます。それと同時に、今まで以上に浜松を中心とする市民・企業に対して「はままつ少年の船」を幅広くアピールし、事業の協賛者を募集していきます。二つ目は、子ども達が今後社会に出て自ら未来を切り開いていくために、自分たちが将来働くことを現実のものとして想像するための事業を開催します。子ども達が将来働くことに対する意義や、世の中にある様々な職業を知り、自らの将来について考えることで、早い段階から、将来の選択肢を増やし、未知なる可能性を伸ばす一助ととします。
活動を通して、我々浜松JCが将来に渡り、継続的に実りある事業を展開していくことができます。そして地域の子ども達が、未来に対して希望を持ち、自ら切り開く力を身につけていきます。このように、未来を見据えて常に行動していく私たちと未来を担う子ども達が大きく成長していくことで、次世代の浜松を支える礎が創られると確信しております。
〈室基本方針〉
室 長 大野 竜寿
我々、青年会議所は「明るい豊かな社会」を目指し日々活動を続けています。豊かな社会を築くためにはそこに生きる一人ひとりの心が豊かである必要があります。現代の社会は、情報や物こそ豊かで、一見幸せな時代に見えます。しかし、見た目だけを着飾ったり、派手な生活に憧れるような、表面だけの豊かさを求めるあまり、内面的な満足感や心の豊かさを求める気持ちが薄れてきているようにも感じます。大人、子どもに限らず幾つになっても目標や挑戦する気持ちを大いに語り、実行する姿を見た人々が同じように豊かな心を持つことに憧れ、そんな人々を後押ししてくれるような社会である必要があります。
心の豊かさ醸成室では、スポーツ通じて、実際に体感した方だけでなく、それに携わった方々も同じように豊かな心を醸成できることを目的に、わんぱく相撲大会の開催、日本JCじゃがいもクラブ第42回中日本大会の主管、肉体・精神の限界突破を目指しトライアスロン事業を開催いたします。これらの事業では、年齢に限らず挑戦する気概や、それを周りで支えてくれる人々に勇気を与え、感謝する機会を提供します。また、スポーツは人生を奥深くさせてくれるだけでなく、見ている人々にも感動や熱狂を与える力を持っています。本来スポーツの持つ肉体や精神の鍛錬だけでなく、競技を通じて、礼儀やマナーを学び、同じ志を持った人々が交流することでスポーツ特有の文化的な側面に触れ、より一人ひとりの豊かな心の醸成に繋がります。
これらの事業に積極的に参画することで、参加した方は限界に挑戦することで個々の精神面を見直すことに繋がります。さらには、スポーツを通じて垣間見える人間本来の精神性や、競技に全力に取り組む姿勢が、それを見た人々の眠った心に火を灯すことに繋がります。事業を通じて、長く受け継がれてきたすばらしい文化を伝承し、肉体的、精神的な向上を求める人間のあるべき姿に立ち返ることができます。生物としての本来の在り方を見つめ直し、積極的に豊かな心を追い求める人々が浜松の活力となり、豊かな社会を実現させてくれるものだと確信しています。
〈委員会基本方針〉
委員長 小野 瑛利雄
SNSやスマホの普及に伴い、学校や職場でのいじめやうつ病などの社会的問題が増加しています。モノや情報の豊かさとは対照的に、日本人の心が貧しくなっていることが原因の一つではないでしょうか。何をすれば人に喜んでもらえるのか、逆に何をすると嫌がられるのか、そういったことがイメージできる能力は、一朝一夕で身につくものではありません。ネットで簡単に手に入る情報や友情に頼るだけではなく、古来受け継がれ熟成されてきた伝統文化からその精神性を学び体感することこそ現代に生きる私たちの為すべきことではないでしょうか。
文化委員会では、日本の国技である相撲を用いたわんぱく相撲と日本JCじゃがいもクラブ中日本地区大会を担当いたします。相撲では、バーチャルではなくリアルな舞台に子どもたちを立たせ、体を張った真剣勝負を通して勝つことの喜びや負け
た相手への思いやりの気持ちを芽生えさせます。また、周りで支える父兄やメンバーを巻き込み、会場が一体感を感じられる企画を設えます。日本JCじゃがいもクラブ中日本地区大会では大会前日の役員会及び当日の大会の運営を執り行います。
中日本地区を代表して多くの青年会議所メンバー・OBをお招きするうえで、浜松としての品格ある設えでおもてなしをし、役員会から本大会まで大会期間を通して有意義な時間をお過ごしいただけるよう設えます。子どもたちは相撲という伝統競技か
ら、礼儀作法、勝つ喜び、相手を思いやる気持ちなど様々な感情を学ぶことができます。大人たちはゴルフという紳士競技から、スコアを競うだけでなく、本来あるべき大人としてのマナーや立ち振る舞いを見直すきっかけとなります。
これらの事業を通じてそれぞれの世代にあった方法で、人間性・精神性を向上させます。未来を担う子どもたちの手本となるようなマナーや立ち振る舞いを備えた大人が見守る中、感受性豊かな子どもたちは伸び伸びと育ち、豊かな心の醸成へと繋がり、明るい豊かな社会の礎となるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 齊藤 隆幸
多くの情報や物が溢れ、物質的に豊かになった現代社会ではありますが、本当の意味での豊かさはそこにあるでしょうか。物質的な豊かさは行動を容易にし、人間が本来持つ肉体の可能性を発揮する機会を奪ってしまっているように思います。また、自分自身で限界を決めてしまい、より高みへ挑戦する心の余裕や、人の挑戦を見て自身の行動力を掻き立てる心の余裕を持つのが難しい時代になっているように思います。限界なんて自分が決めてしまっているものであることに気づき、自分の限界を決めることなく、いつでも挑戦する気概が必要であると考えます。また、人間が本来持つ肉体の可能性に向き合う機会が必要であると考えます。
生物学的限界突破委員会は、浜名湖で開催されているトライアスロンを運営している団体と連携して、トライアスロン事業を開催いたします。また、トライアスロン事業が毎年開催できるように、運営組織作りを一から見直します。トライアスロンは、遠泳、サイクルロードレース、マラソンという3つの競技の中でどれが一番過酷かを議論することでうまれた競技で、それが故に、最も過酷な競技として世の中に知られています。過酷な競技であるが故に伴う危険の回避や、スムーズな運営を実現すべく事業内容について協議を重ねます。また、毎月行われる運営団体の実行委員会に参加し、事業成功に大切な人間関係を築きます。浜松JCとして、未経験者でもトライアスロンに挑戦できよう体験型の事業を実施いたします。
過酷な競技であるトライアスロンをやり抜いたときに人は、自分自身の限界を超えた体験をすることになります。限界を超えた体験は新たな気づきとなり、精神面の成長へ繋がります。人間の本来持つ肉体の可能性と向き合い、自身の精神を成長させ
ることで、文明に飼いならされる前の人間が自らの意思で肉体・精神の向上を求めていた、本来あるべき姿に気づくことができます。競技を通じて培った精神性は、日常生活の中でぶつかる多くの壁に、果敢に挑戦し乗り越えていくことができます。そんな肉体と精神を兼ね備えた人間達はこれからの浜松の社会を大きく動かす存在になりえるのです。
〈室基本方針〉
室 長 稲垣 公俊
共に刺激し合い、同じ時間を共有することで育まれるJCメンバーの友情は、ただそれだけで価値があり、社会に向けた運動によりよい効果をもたらします。JCのスケールメリットを活かしたその価値は、地域の枠を超え、日本そして世界へと繋がり、私たちは世界中の人々と友情を築く機会に恵まれているのです。こうした繋がりの中で育まれる友情を大切にしながら、私たちの運動を効果的に発信し、信頼を得る必要があります。
世界との友情構築室では、各地青年会議所、ブロック協議会、東海地区協議会、日本青年会議所そして世界へ繋がる青年会議所のネットワークを活かし友情を育んでまいります。広報渉外委員会では、各地に赴くことで得ることができる成長の機会を提供できるよう各種大会の意義目的を案内し、興味をもって参加できるように働きかけます。また、近隣LOMとの交流や出向を通して得られた人との繋がりを通して、友情を築く機会を創出してまいります。年間の事業活動をホームページで発信し、浜松JCの運動の意義目的や魅力を広く知っていただきます。世界との絆構築委員会では、地域市民や行政、各種団体に向けて本年度の私たちの運動や指針を発信します。また、移民問題について考える場を設けます。現政権が推進して
いる移民政策について議論し、移民におけるメリット、デメリットを知ることで、外国人との共生共存の可能性、そこから描くことのできる豊かさを模索します。そして浜松の未来のあり方について新たな価値観や気づきを得る場を創出してまいります。
人と人との繋がりの中で育まれる多くの友情は、人生をさらに豊かにする宝となるでしょう。日本そして世界へと広がるネットワークの中で育くまれた確かな友情、それぞれの価値観から描かれる豊かさを礎とした運動は、より説得力を増し、価値ある運動として地域に浸透していくのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 鈴木 浩太郎
人と人が出会い、同じ時間を過ごし、同じ目標に向かうことで得られる友情はただそれだけで価値をもちます。 私たちJCの出会いの舞台は、地域のみならず世界中へと拡がっています。そんな価値ある出会いを効果的に演出し、豊かな友情を育む機会を創出し、築き上げた友情という礎から発信される運動を地域へ明確に発信し、更なる出会いへ繋げる為に多くの理解と信頼を得る必要があります。
広報渉外委員会では、京都会議やサマーコンファレンス、全国大会などの各種大会に多くのメンバーが積極的に参加できるよう、諸大会の意義・目的・魅力を正確且つ迅速に案内いたします。現地のLOMナイトでは出向者へ労いの気持ちを伝えると
ともに出向先での経験を伝播していただきます。また、入会年度や年齢を超えたメンバー同士の親睦が深まるような設営をいたします。三浜会では、近隣LOMとの情報交換や連携を通じて友情が深まる設営をいたします。三遠南信交流会・西部6JC公式訪問では、多くのメンバーに参加いただき各地会員会議所との情報共有や運動方針の相互理解を実現いたします。ASPAC・世界会議は国際交流を通じ異国の文化や慣習を直接肌で感じ、海外メンバーとの友情を築いていけるようサポートいたします。出向者へは効果的な発信と情報の共有を密に行うことで、積極的な参加と活発な活動ができるようサポートいたします。これらの活動をホームページで明確に発信し届けることで、メンバー間の情報共有の更なる強化と活動への興味と参画意識の向上、地域の方々の多くの理解と信頼へ繋げてまいります。
これらの活動を通じて多くの同志と出会い価値ある友情が育まれ、相手を思う心と心の繋がりから深い満足感を得ることで、私たちの人生は更に豊かなものとなります。そして豊かな友情を礎に地域へ発信された運動は、多くの方々の理解と信頼を得
ることでより良い運動効果をもたらし、更なる出会いへ繋がると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 宇津山 博規
人間は誰しも一人では生きていくことなど出来ません。多くの人の支え、繋がりの中で生きております。私達、浜松JCには創立以来、先輩諸氏が連綿と築いてきた地域社会との繋がりがあります。浜松JCの運動を円滑に展開する為にも、このかけがえのない繋がりの中で広く運動を発信する必要があります。さらには、浜松は外国人が多く暮らす街です。移民問題の議論が取り沙汰される昨今、外国人との繋がりが強い土地に育ち、JAYCEEとして世界とのネットワークを紡いできた私達だからこそ、移民問題をより身近な問題として意識し、共生共存に向けての豊かな未来図を描いてゆく必要があります。
世界との絆構築委員会では、二つの事業を開催いたします。一つ目は、2017年度のスタートを飾る事業として新年賀詞交歓会を開催します。浜松JCの理事長所信・運動方針を明確に発信し、行政・各種団体をはじめとする方々に一層の理解・賛同
を頂くとともに、メンバーには、理事長所信を直接耳にすることで各人が浜松JCの進むべき道を理解し、運動方針を行動に移していく為に自分がすべきことを深く考える機会とします。二つ目は、現在の日本の移民政策に基づき、今後起こりうるであろう移民問題を考える例会を開催します。例会では、移民問題に造詣が深い講師をお招きし、メンバーが移民問題について正しい知識を学ぶ機会を設えます。移民のメリット、デメリット等を共通認識として正しく理解し、それを踏まえ、メンバー同士が各々の考えのもと積極的に議論をすることで外国人との共生共存の道を熟考する場を創出します。
自分の考えを伝え、相手の考えを知る事で相互理解が深まり、信頼関係が構築されます。浜松JCの運動方針をしっかりと地域に伝え、併せて地域からの声に真摯に耳を傾ければ必ず地域との繋がりは深まります。また、移民問題においても、単一な
考えに凝り固まることなく公正な立場で議論をし、そこで生まれる気づきを得ることにより視界が開け、共生共存に向けてのより良い未来への道筋が見えてきます。地域との繋がりを尊び、多様な文化との繋がりに新たな希望を見出すことが浜松を明るい豊かな社会へと導きます。
〈室基本方針〉
室 長 丸井 基宏
青年会議所の持つ最大の強みは「ネットワーク」に他なりません。地域はもとより全国、そして世界中に広がるメンバー同士のつながりがより大規模で深みのある運動展開を可能にしているわけですし、自らの視野拡大や多方面での友情構築へも直結しています。我々JCメンバーには、このネットワークを最大限に活用しメンバー間に留まることなく、地域の青年たちへ、より広い価値観を身に付けたり様々な地域の人々
と友情を育むことができる機会を提供する使命があるのです。
浜松JCを含めた東海4県82青年会議所で構成される日本青年会議所東海地区協議会には、今年度第44回目を迎える伝統事業「JC青年の船 とうかい号」があります。主に地域の企業に勤める若手社員を対象にした本事業は、船の上という特異な環境の中様々なカリキュラムを通し、普段出会えないような他地域の仲間たちと共に自己研鑽と友情の構築を目指します。四十余年の長きに渡り地域の未来ある青年たちのステップアップに寄与してきた活動です。我々とうかい号支援室はその名の通り、この「とうかい号」事業に全力で取り組みます。一人でも多くの地域の方々にこの事業の意義を理解していただき、参加の意欲を持っていただけるよう情報発信に努めます。また、参加する一般乗船者たちに常に寄り添い、募集から準備、乗船、下船後に至るまで全ての期間において最大限のフォローアップを実施し、乗船者にとって「とうかい
号」が最高の経験となるよう支援いたします。
乗船した青年たちは「とうかい号」を通じて得た新たな気づきと友情を糧に、それまでならクリアできなかったであろうハードルも飛び越えていくような活躍を見せてくれることでしょう。より世界に目を向け、物事を多角的に捉え、何事にも積極果敢に挑戦していく、そんな若者たちの力こそ、この浜松が世界と共生共存していくための礎となるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 柳沢 祐太郎
青年会議所の魅力は人種、国籍、性別、職業、宗教を問わず、地域の枠を超えて、日本中、世界中を舞台に様々な運動を通し友情を築けることです。このJCネットワークを効果的かつ最大限に活用することにより、メンバーに留まらず浜松の企業や地域はもとより次世代を担う青年が世界との友情を構築する機会をあたえることができるのです。だからこそ積極的にこのJCネットワークの強みを発信し友情を育む運動をしていく使命があるのです。
とうかい号支援委員会では、第44回目となる「JC青年の船 とうかい号」の窓口となり一般乗船者の募集を行います。浜松の中には「とうかい号」の存在を知らない企業があるのが現状です。今まで乗船者を輩出したことのない企業へ「とうかい号」の魅力や意義を伝えるとともに、青年会議所の運動の必要性も伝えていきます。そうしてご応募いただいた一般乗船者たちが乗船までの期間に少しでもお互いの友情や信頼関係を深められるような場の提供をしていきます。また、乗船者が安心して楽しく「とうかい号」に臨んでいただけるよう一丸となって全力でサポートします。乗船者とJCメンバーの絆がより深くなり一つの輪になれるよう、送迎にも気を配ります。そして、下船後にも報告会を設け、乗船者が研修で学んだことや友情の大切さを各企業へ還元できる環境を整えていきます。乗船者だけでなく、浜松JCメンバーの参画意識高揚に繋がる活動をしていきます。
一般乗船者は「とうかい号」を通して今まで感じたことのない達成感や感動、支えてくれた仲間の大切さや世界の青年との友情を肌で感じるでしょう。そうすることで改めて自分自身を見つめなおす機会を作ることができ、その結果として自身の殻をやぶることができるようになります。そんな青年たちが、広い視野で物事を捉え、浜松の街から世界との友情拡大の礎となってくれることを確信しています。
〈室基本方針〉
室 長 小松正典
「豊かな」人生とはどんな人生でしょう。その形は人それぞれかもしれませんが、何事も損得で判断する生き方で、豊かな人生を享受することなどできるでしょうか。我々は知っているはずです。自分の損得に関わらず他人のために、行動できることが「豊かさ」だと言うことを。そして、どの地域にもまちをよくしようと考える青年がいるはずです。そんな青年を探し出し、成長する機会を提供することは我々の使命でもあります。今後も価値ある運動を発信していく為にも、メンバー間でJAYCEEとしての価値観を共有することが必要不可欠なのです。
組織力向上室では、会員拡大委員会と会員向上委員会が連携をとりながら会員拡大や会員の資質を高めるための様々な研修を行います。会員拡大は、会員拡大目標40名を必達する為、他の委員会との連係を強化し、新しい手法を用いて全員が参画できる設えにより入会候補者に魅力を伝え、心に火を灯す会員拡大を行って参ります。会員向上委員会では様々な研修を通してJCについて学ぶ機会を設けます。浜松の「豊かさ」とは何かを考える機会を作り、そのために必要な物は何かをイメージしていただく、研修を行います。現役メンバーの皆様にも浜松JCの理念や長年続いている歴史を、今一度再認識していただき、価値観を共有していただきます。先輩諸氏が、作り上げてこられた事業の大切さを知り、継続していく意味を理解して、今後の事業への参画意識を高めていただきます。
浜松JCメンバー1人ひとりが、会員拡大に対する意識をこれまで以上に持っていただくことで、より多くの新たな同志を迎えることができます。様々な研修を通し、JCの価値観を共有した青年達が数年後の浜松JCを支える柱となります。そんな青年を輩出し続けていくことで、社会に影響力を与える価値ある運動を、今後も継続して発信していくことができると同時に、組織力の向上に繋がることを確信致します。
〈委員会基本方針〉
委員長 四條 桂吾
現代の浜松にも、まちのことを思う志を持った青年は少なくないはずです。我々が展開する運動を実現するためには、同じ志を持ち得る新たな仲間を発掘し、より力強い組織となるべく浜松JCのエネルギーを拡大していかなくてはなりません。
本年度、浜松JCは、新会員の「数と質の両立」を実現するべく、40名拡大必達、併せて20代メンバー15名、女性メンバー10名の拡大を目標に会員拡大活動を展開して参ります。会員拡大委員会は、会員拡大の革命家として、入会候補者一人ひとりに真摯に向き合い、様々な手法を用いてJCの魅力を伝え、心にJCの火を灯し入会へ繋げていきます。加えて、その情熱を浜松JCメンバーに伝播させ多くの協力を得ながら、JCメンバーが会員拡大業務に積極的に参画可能な仕組みとして、事業説明会や異業種交流会を設営し、拡大事業の見える化及び全員参加型拡大活動を実現させて参ります。これらの活動を通じてJCメンバーの拡大事業に対する意識を変革させるとともに、浜松JCに会員拡大の熱狂を創り出して参ります。また、新たに迎え入れた同志に対しては、JCの理念や意義、目的、在り方を伝え浜松JCメンバーとしての資質を高めつつ、個性に応じた細やかなフォローアップを行い帰属意識や参加意識を高めていきます。一年の締めくくりには、新たな同志を中心に会員拡大委員会が力を合わせて、卒業式典及び忘年会を開催いたします。卒業生のこれまでの労をねぎらうとともに、1年間の活動を振り返りながら、メンバー同士の友情をより一層深めて参ります。そして、卒業生の熱い火を現役メンバーが受け継ぎ、浜松JCのさらなる飛躍につなげて参ります。
会員拡大とは、JC運動の本質であります。JCメンバーが青年の心を揺さぶりJCの火を灯す過程は市民意識変革運動に他なりません。そして、新たな同志を加えより大きくなった浜松JCのエネルギーは、力強い組織の素地となり、新しい豊かな浜松の形を描き創り出していく原動力になると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 大場 大晃
先輩方が築き上げてきた浜松JCの歴史と伝統は、我々現役メンバーが想像する以上に価値があり、尊いものであります。そんな浜松JCには今まで多くの熱い情熱と志を持った先輩方が、地域を巻き込んだ運動を手掛けることで、地域の活性化に貢献し、市民を成長させてきました。今この時代に生まれた我々青年は、先輩方の想いを繋ぎ、地域を豊かにする革命家を一人でも多く育てることが必要です。
会員向上委員会では、新入会員がJAYCEEとしての資質を学び、現役会員との価値観を共有することで、共に浜松市民の心に火をともせるような革命家になるために、入会希望者オリエンテーション、入会式を行います。入会希望者オリエンテーションでは、浜松JCの歴史や伝統、活動目的、JCの基礎知識を習得させるとともに、JC活動の楽しさやメリット、JAYCEEとしての誇り
や魅力を伝えていきます。入会式では、オリエンテーションで学んだことを理解し実行していくために、研修や講演を用いて、新入会員の心に火をともしていきます。そして、個人が考える浜松の「豊かさ」をイメージしていただき、実現させるため自分に必要なものは何か、今後のJC生活をどんな思いを持って活動していくかを考え、明確にしていきます。新入会員が個々に気づき行動することで変化を生み、その変化が現役メンバーにも波及することで、メンバー全員の意識改革や資質の向上へ繋げていきます。メンバー全員が自己成長することで盤石な組織づくりの基盤となります。
新入会員が現役メンバーと交流し価値観を共有することで、JAYCEEとしての在るべき姿となり、メンバーが自己成長を続ける姿を見て、高い志とJAYCEEとしての誇りを抱きます。そして多くの事業を通して、人の心に火をともすことの素晴らしさややりがいを見出し、ここ、浜松JCで革命家への一歩を踏み出すことを確信しております。
〈室基本方針〉
室 長 林 諭
浜松JCは、66年の長きに渡り、『明るい豊かな社会』を目指して、先輩諸氏が目まぐるしく変化する社会に適した組織力を構築し、理想とする社会の実現の為に運動してきました。私たちは、社会に影響力のある
事業・運動を発信し、地域社会から期待と信頼に応える団体として、洗練された仕組みを理解し、英知を受け継ぎ時代の変化に適した組織運営を続けて行かなくてはなりません。
総務室では、組織体として、正確かつ的確な情報共有を迅速におこなうことで浜松JC全体の潤滑油となり組織力の向上に努めます。財務褒賞委員会としては、各事業の運動が予算に対して効率よく、影響力のある運動を発信する事が出来るか、また予算計画を検証し考察と提言をします。そして健全で明瞭な予算執行を行い、財務面・コンプライアンス面に対し公益法人として透明性を確保し信用をさらに確固たるものに致します。事務局としては、社会に必要とされる事業を生み出す場である、総会、各種会議において、適正かつ正確な会議資料の作成及び審査・確認を行い、厳粛な会議の設営をすることで、質・価値が最大化出来る環境を作り出し、一つ一つの事業が地域社会に大きな影響を与えれるように参画してまいります。総務室が今一度英知を汲み取り、仕組みを理解することで、重要な役割を担なっている自覚を持ち品格のあるJAYCEEとして、冷静に職務を遂行し、成果を上げれる盤石な基盤を作り、時代に適した組織運営を行ってまいります。そして次世代へと継承していきます。
組織の中枢より厳格かつ柔軟な組織体を構築し、規律や規則を遵守した組織運営はJC運動の礎となります。組織力を高め事業のサポートを行うことで、より成果のあるJC運動を発信出来る環境を整えることが出来ます。そして浜松JCの市民からの期待と信頼に応え続けられる組織運営が、明るい豊かな社会の実現へと導いていくことと確信いたします。
〈委員会基本方針〉
委員長 平山 隆康
長い歴史を持つ浜松JCは、公益社団法人として浜松の地で「明るい豊かな社会」を目指して活動してまいりました。これから先も組織と地域社会との信頼関係を構築し続け、さらに強固なものにするためには、堅実で正確な財務運営を継続していく必要があり、また同時に、メンバー一人一人の参画意識を高めていく必要もあります。
財務褒賞委員会では、月1回財務会議を開催し、事業担当委員会の収支予算書についての収支や見積書との整合性をチェックし、また、会議出席者から広く意見を求めることで、健全で明瞭な予算計画をもち、社会に豊かさをもたらすような事業を実施していただける環境づくりをいたします。また、規則やコンプライアンスに則った予算書や決算書を作成し、適切な会計の管理、運用に努めることでメンバーや地域社会からの信用をより強固なものにしていきます。そして、年間を通じてメンバー・委員会に対して褒賞という形でアプローチをすることによって、メンバーの心に灯をともすことで参画意識を高め、事業の質を向上させることで地域社会からの信用をより大きなものにしていきます。加えて、地域社会との接点・自分達の運動の必要性をダイレクトに感じることのできる献血事業の運営も1月と10月に2回実施させていただきます。
安定した財務運営を実施し、地域社会からの信頼関係をより強固なものにします。そして、褒賞というきっかけで、情熱と冷静さを兼ね備えた頭脳を持つメンバーの出席率が向上することにより、事業の質が向上します。規則に従い、コンプライアンスを順守し、社会のための格式高い事業を行える組織であるからこそ、これから先も社会からの期待と信頼に応え続け経済を豊かにさせ、人の心も豊かにさせることのできる組織であり続けられると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 宮尾 晃輔
我々が所属する浜松JCは、諸会議と年に3回行う総会と独自の会議体を持っています。諸会議がそれぞれ機能することで、いつの時代も社会に影響力のある事業・運動を発信してまいりました。今後も浜松の地域社会に影響を与えるために、単年度制の強みを生かし事務局メンバーが浜松JCが行う全ての事業効果を最大化する組織運営を築き続けていく必要があると考えます。
事務局としては、活発な議論が交わされる諸会議の設営、浜松JCの運営に関する重要な事項を正会員全体で決議する総会を行います。事務局が根幹となる議案の上程期限遵守を各委員会に促すことで、適正かつ正確な会議資料の作成が実現します。さらに、議案の審査・確認を行うことにより、議案と会議の質を上げる事が可能になります。その結果、事業価値を最大化することが可能な環境を作り出します。各種団体、地域社会との窓口調整業務については、浜松JCとして規律と品格のある対応と連携を密に測る事で、外部との関係性をより強固なものへと築き上げます。理事長のセクレタリー業務においては、浜松JCの活動が様々な地域に伝播するよう側面からサポートをします。会員案内をはじめとした正会員と特別会員への業務連絡に関しては、正確な情報収集と迅速な配信を行います。そして浜松JCの財産である文書と備品については、適切かつ厳重に管理を行ってまいります。事務局は年間を通じて全ての委員会と関りをもちます。各委員会との情報共有とフォローア
ップを行うことで、各委員会が全ての事業に対して事業協力をする信頼関係と、浜松JCの更なる組織力の拡大に繋がります。事務局メンバーが組織に埋め込まれた英知と仕組みを受け継ぐことで、規律ある組織運営と各委員会が事業効果を最大化
できる委員会運用が可能になります。浜松JCがさらに盤石な組織になる事で、発信する事業がメンバーや市民にとってさらなる信頼と期待に繫がり、浜松JCの更なる『豊かさ』の実現へと導くことと確信しております。
〈室基本方針〉
室 長 鈴木 涼介
豊かな暮らしをしたい。誰もが当たり前に抱く感情です。浜松は恵まれているでしょう。四季を通し過ごし易い気候、多様性に富む地形。不便無く小売店や商業施設があり、モノは容易に入手できます。しかし、むしろ飽和状態で恩恵すら薄れている様にも感じます。他方、市中心部の活気は低迷し、産業の空洞化も進む等、経済活動においてはマイナス要因に溢れ先行きは不透明です。では、モノさえあれば、富さえ得られれば豊かなのか。そんな簡単な問題でもありません。このまちの生活の豊かさを高めるには、市民が幸せに感じる産業を発展させ、結果として富が得られるという構図の経済活動が活発でなければなりません。
経済活性化室は、浜松の地ならではの新たな産業の種を蒔き、経済の活性化を図り豊かさを追求する事業に挑戦します。産業育成委員会では、企業とエンドユーザーが手を取り合い、新しいモノづくりにおけるイノベーションを生み出すモデルケースを構築します。浜松は世界的に有名な企業が生まれ育ち、その技術が培われたまちであり、今もそれを継承している企業が数多く存在します。企業とエンドユーザー双方へアプローチし、企業が持つ優れたノウハウとエンドユーザーのニードを融合し、心が躍るような新しいモノを作るという産業の育成にチャレンジします。地域資源発信委員会では、豊富に眠る浜松の地域資源を発掘、ブランディングし広く発信をします。資源とは、広義に人間の生活に利用可能なものと解釈します。自然から恩恵を被る天然資源、そこにしかない観光資源など、有形無形を問わずあらゆる資源があることでしょう。しかしながら有効利用がなされていない資源に着目し、グローバルな視点によるクローズアップと、WEBを活用したPRにより、その利用価値を高めます。
富と幸せをもたらす新たな浜松の産業の種が、目に見えるカタチで芽生える。それは浜松の産業が活性化する第一歩となります。市民が熱狂する産業が浜松経済を力強く牽引し、このまちの「豊かさ」は高まるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 山﨑 真之輔
モノづくりの街浜松。これは、私たちの先輩が築かれた大きな財産であり、実際に浜松には、輸送用機器や楽器などの分野で培われた卓越した技術を持つ中小企業が数多く存在しています。しかし、少子高齢化や人口減少、さらにグローバル化も進む中で、果たして今、それでも浜松はモノづくりの街と胸を張って言えるのでしょうか。企業の技術は、本当に生かせているでしょうか。そういう時代だからこそ、私たち青年経済人は、人や社会が必要とし、それらを幸せにするためのモノづくり産業の育成に貢献していかなければなりません。
産業育成委員会は、公開例会とあみだ会を行います。公開例会では、本市の誇る多彩なモノづくり企業と多様なエンドユーザーを縦横無尽に結び付け、ワクワクするようなイノベーションを感じられる場を創出します。そのために、企業へ積極的なアプローチを仕掛けて企業の持つ技術をリサーチするとともに、本事業への参画を強く促します。一方でエンドユーザーに対しては、福祉や子育てなど地域課題の解決に繋がるようなテーマを定めた中で、それに応じる貴重な声やアイデアを収集します。そして、これらを掛け合わせ、価値あるモノの製作に挑戦し、その集大成を発表します。また、事業の進捗をSNSを活用して発信するなど、プロセスを大事にした事業展開に努め、持続可能な産業育成のモデルケースを構築してまいります。加えてあみだ会では、会員同士の懇親を深め、業種の垣根を越えた絆を感じられるような設えを施すとともに、公開例会へ向けた機運の醸成を図り、会員の心に火を灯す役割を果たしてまいります。
浜松の企業が有する特異な技術や進取の精神と、まだ見ぬエンドユーザーの潜在的なニーズが融合された時、新たな価値あるモノが生まれ、それが私たちに幸せをもたらします。同時に、このモノづくりの新風が私たちのさらなるチャレンジを後押しし、この街の産業を力強く前進させていくでしょう。Hamamatsu発の熱狂によってこそ、私たちが望む本当の豊かさを手にすることができるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 藤山 直也
「浜松」といえば何を思い浮かべますか。楽器、オートバイ、うなぎ、ぎょうざ等、多種多様な素晴らしい産業資源があります。さらには海、山、川、湖等の自然も豊富で、浜松は日本の縮図とも言われているのです。しかし、これだけ恵まれたまちではありますが、観光地という印象は深く感じられない様に思われます。我々、浜松市民が当たり前の様に接したり感じたりしている場所や風景の中には、世界の方々にとっては当たり前ではない、新鮮で価値のある観光資源が眠っているはずです。視点を変えた観光地としての魅力を探求し、豊かなまち浜松をアピールする必要があるのではないでしょうか。
地域資源発信委員会では、浜松の新たな観光資源を発掘し、発信してまいります。近年、世界各地で観光地や景勝地における自撮り写真が流行しており、人気のある場所はセルフィースポットと呼ばれ話題になっております。浜松においても、そんなセルフィースポットの様に一度は行ってみたいと思うような新たな観光資源を、多面的な視点で見つけ出し世界中に向けてアピールします。まず、当委員会にて観光地や浜松ならではの場所を調査し、ピックアップします。その中から、性別、人種、国籍、世代を越えた世界の方々に意見協力を求め、様々な価値観をふまえ観光地としての新たな魅力を発見していきます。浜松に住み、慣れ親しんだ市民には今まで見つけられなかった気付きや感動、素晴らしさが明らかになるでしょう。さらにそれらを、観光資源としての魅力が伝わるインパクトのあるPR動画にまとめます。動画は世界中に繋がるWEBを利用し、日本中、そして世界中に幅広く発信して参ります。発信した効果を確認する尺度としては、動画再生回数の検証も行います。
浜松の観光資源に新たな魅力が加えられ、観光地としての注目度は向上します。このまちが元来持つ高いポテンシャルと相まって、行ってみたいまちとして浜松を訪れる観光客が増えれば地域経済は潤い、豊かなまち浜松が醸成されるのです。
〈室基本方針〉
室 長 渥美 恵介
我々が「明るい豊かな社会」の実現を目指していくうえで、未来を担う子供たちを育てることは避けて通れません。その中でも最も重要なのが、想像力を発達させることだと思います。想像力は人間が、自主的・意欲的に希望をもって生きていくために必要な、とても大切な能力であるからです。子供たちが学校教育や家庭といった日常生活で養ってきた想像力をより一層発達させるために、我々は公的な教育と相補いあう青少年育成の第三者的役割として、それらとは異なる情操教育の機会を創り出していく必要があります。
「想像力」を発達させる一番の近道は、未知の世界を体験することです。少年の船運営室では、少年の船運営委員会と青少年育成委員会が連携を取り合いながら、子供たちが学校や家庭ではできないことを体験する機会を創り出して参ります。少年の船運営委員会では、浜松JCの伝統と誇りある事業でもある「2017はままつ少年の船」を企画運営します。子供たちに3日間の洋上生活や仲間と共に挑戦する船内研修を通して、広い世界に対する好奇心や、人の気持ちを知り思いやりの心を育む機会を創ります。青少年育成委員会では、新しい青少年育成事業の試みとして「小学生向け職業選択事業」を企画運営します。子供たちに「働く」ということを教えることで、自分の方向性と可能性について考えさせ、働くことや生きることへの夢や希望を持たせる機会を創ってまいります。
他人への想像力豊かな人間は、人の気持ちを考えることが出来るため、優しさや思いやりの心を持てるようになります。将来への想像力豊な人間は、夢や希望を抱き、実現に向け常に自分を磨く意識を持つようになります。多情多感な時期に想像力を発達させた子どもたちは、自らの未来に対して、逞しく生きていく力を身に付けることができると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 小針 陽一郎
子どもたちが将来社会に出て逞しく生きていくための糧となり、必要となるものは「想像力」です。そしてそれは、彼らが心豊かに成長していくために大切なものでもあります。想像力豊かな人は、周りに流されず自らの意思を表現することができ、人の痛みを知る優しい心を持ち合わせ、自分の力で問題を解決していくことができます。私たちは親世代の責任として、また浜松JCにしか出来ない青少年育成の第三者的役割の担いとして、彼らの想像力を育む情操的な教育の機会を創出し続けていく必要があると考えます。
少年の船運営委員会では「2017はままつ少年の船」を企画運営します。想像力を育む一番の近道は、見知らぬ人たちと触れ合い、新しい世界に出会い感動する経験を積むことに他なりません。青少年育成の代表的事業である少年の船を通して、子どもたちの能力を最大限に活かし、彼らの想像力を育み伸ばしていくのに効果的な研修を企画・実施します。チームで協力して挑む研修では、自分の考えを主体的に発信できる積極性を引き出し、自立心を養っていきます。初めて出会う仲間と
の触れあいや洋上での集団生活を通して、他人を認め助け合う心を伸ばし、協調性を育んでいきます。想像を絶する大自然での環境から、子どもの好奇心を掻き立て、何事にも興味を持って探究していく姿勢を学ばせ、順応力を養っていきます。運営面でもスタッフやチームリーダーと連携を密にし、仲間との絆の大切さ、周りの支えへの気づきと感謝する心の尊さを伝
え、さらに事業の効果を高めていきます。
3日間の船旅を経て子どもたちは、自分の意思に基づいて能動的に行動する力を養い、相手の気持ちに立って考える思いやりの心を育み、未知への探究心を身に着けていきます。多情多感な時期に、初めて出会う仲間との非日常体験や、未知の世界と出会う感動体験を経て、想像力を育み、心豊かに成長した子どもたちは、その先の人生においても、臨機応変に困難を解決し、自らの力で未来を切り拓いていくことができると確信いたします。
〈委員会基本方針〉
委員長 河合 健太郎
いつの時代も未来を担うのは今の子どもたちであり、彼らが将来たくましく生きていくための力を身につけていくことは、私たちが果たすべき責任だと考えます。浜松JCは長年「はままつ少年の船」という事業を通して、この課題に取り組んでまいりました。この伝統を受け継ぎつつ、時代の趨勢に即した情操教育の場を創りだし、次世代へ明るい豊かな浜松を託していくために、子ども達が想像力豊かに成長するための新たな可能性を見つけていかなければなりません。
青少年育成委員会では、浜松JCが未来を担う子ども達に対して、今後も責任ある青少年育成事業を実施・継続していくために、時代の趨勢に合わせた活動・仕組みの再構築や提言を行ってまいります。一つ目は、浜松JCが25年の間継続してきた伝統ある青少年育成事業の「はままつ少年の船」について、今後どのような方向性があるのかを模索していきます。「はままつ少年の船」を継続していくうえで近年問題となっている課題を洗い出し、今本当に求められている青少年育成事業とは何か、どの様な運営方法が適切なのか、などを検討していきます。それと同時に、今まで以上に浜松を中心とする市民・企業に対して「はままつ少年の船」を幅広くアピールし、事業の協賛者を募集していきます。二つ目は、子ども達が今後社会に出て自ら未来を切り開いていくために、自分たちが将来働くことを現実のものとして想像するための事業を開催します。子ども達が将来働くことに対する意義や、世の中にある様々な職業を知り、自らの将来について考えることで、早い段階から、将来の選択肢を増やし、未知なる可能性を伸ばす一助ととします。
活動を通して、我々浜松JCが将来に渡り、継続的に実りある事業を展開していくことができます。そして地域の子ども達が、未来に対して希望を持ち、自ら切り開く力を身につけていきます。このように、未来を見据えて常に行動していく私たちと未来を担う子ども達が大きく成長していくことで、次世代の浜松を支える礎が創られると確信しております。
〈室基本方針〉
室 長 大野 竜寿
我々、青年会議所は「明るい豊かな社会」を目指し日々活動を続けています。豊かな社会を築くためにはそこに生きる一人ひとりの心が豊かである必要があります。現代の社会は、情報や物こそ豊かで、一見幸せな時代に見えます。しかし、見た目だけを着飾ったり、派手な生活に憧れるような、表面だけの豊かさを求めるあまり、内面的な満足感や心の豊かさを求める気持ちが薄れてきているようにも感じます。大人、子どもに限らず幾つになっても目標や挑戦する気持ちを大いに語り、実行する姿を見た人々が同じように豊かな心を持つことに憧れ、そんな人々を後押ししてくれるような社会である必要があります。
心の豊かさ醸成室では、スポーツ通じて、実際に体感した方だけでなく、それに携わった方々も同じように豊かな心を醸成できることを目的に、わんぱく相撲大会の開催、日本JCじゃがいもクラブ第42回中日本大会の主管、肉体・精神の限界突破を目指しトライアスロン事業を開催いたします。これらの事業では、年齢に限らず挑戦する気概や、それを周りで支えてくれる人々に勇気を与え、感謝する機会を提供します。また、スポーツは人生を奥深くさせてくれるだけでなく、見ている人々にも感動や熱狂を与える力を持っています。本来スポーツの持つ肉体や精神の鍛錬だけでなく、競技を通じて、礼儀やマナーを学び、同じ志を持った人々が交流することでスポーツ特有の文化的な側面に触れ、より一人ひとりの豊かな心の醸成に繋がります。
これらの事業に積極的に参画することで、参加した方は限界に挑戦することで個々の精神面を見直すことに繋がります。さらには、スポーツを通じて垣間見える人間本来の精神性や、競技に全力に取り組む姿勢が、それを見た人々の眠った心に火を灯すことに繋がります。事業を通じて、長く受け継がれてきたすばらしい文化を伝承し、肉体的、精神的な向上を求める人間のあるべき姿に立ち返ることができます。生物としての本来の在り方を見つめ直し、積極的に豊かな心を追い求める人々が浜松の活力となり、豊かな社会を実現させてくれるものだと確信しています。
〈委員会基本方針〉
委員長 小野 瑛利雄
SNSやスマホの普及に伴い、学校や職場でのいじめやうつ病などの社会的問題が増加しています。モノや情報の豊かさとは対照的に、日本人の心が貧しくなっていることが原因の一つではないでしょうか。何をすれば人に喜んでもらえるのか、逆に何をすると嫌がられるのか、そういったことがイメージできる能力は、一朝一夕で身につくものではありません。ネットで簡単に手に入る情報や友情に頼るだけではなく、古来受け継がれ熟成されてきた伝統文化からその精神性を学び体感することこそ現代に生きる私たちの為すべきことではないでしょうか。
文化委員会では、日本の国技である相撲を用いたわんぱく相撲と日本JCじゃがいもクラブ中日本地区大会を担当いたします。相撲では、バーチャルではなくリアルな舞台に子どもたちを立たせ、体を張った真剣勝負を通して勝つことの喜びや負け
た相手への思いやりの気持ちを芽生えさせます。また、周りで支える父兄やメンバーを巻き込み、会場が一体感を感じられる企画を設えます。日本JCじゃがいもクラブ中日本地区大会では大会前日の役員会及び当日の大会の運営を執り行います。
中日本地区を代表して多くの青年会議所メンバー・OBをお招きするうえで、浜松としての品格ある設えでおもてなしをし、役員会から本大会まで大会期間を通して有意義な時間をお過ごしいただけるよう設えます。子どもたちは相撲という伝統競技か
ら、礼儀作法、勝つ喜び、相手を思いやる気持ちなど様々な感情を学ぶことができます。大人たちはゴルフという紳士競技から、スコアを競うだけでなく、本来あるべき大人としてのマナーや立ち振る舞いを見直すきっかけとなります。
これらの事業を通じてそれぞれの世代にあった方法で、人間性・精神性を向上させます。未来を担う子どもたちの手本となるようなマナーや立ち振る舞いを備えた大人が見守る中、感受性豊かな子どもたちは伸び伸びと育ち、豊かな心の醸成へと繋がり、明るい豊かな社会の礎となるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 齊藤 隆幸
多くの情報や物が溢れ、物質的に豊かになった現代社会ではありますが、本当の意味での豊かさはそこにあるでしょうか。物質的な豊かさは行動を容易にし、人間が本来持つ肉体の可能性を発揮する機会を奪ってしまっているように思います。また、自分自身で限界を決めてしまい、より高みへ挑戦する心の余裕や、人の挑戦を見て自身の行動力を掻き立てる心の余裕を持つのが難しい時代になっているように思います。限界なんて自分が決めてしまっているものであることに気づき、自分の限界を決めることなく、いつでも挑戦する気概が必要であると考えます。また、人間が本来持つ肉体の可能性に向き合う機会が必要であると考えます。
生物学的限界突破委員会は、浜名湖で開催されているトライアスロンを運営している団体と連携して、トライアスロン事業を開催いたします。また、トライアスロン事業が毎年開催できるように、運営組織作りを一から見直します。トライアスロンは、遠泳、サイクルロードレース、マラソンという3つの競技の中でどれが一番過酷かを議論することでうまれた競技で、それが故に、最も過酷な競技として世の中に知られています。過酷な競技であるが故に伴う危険の回避や、スムーズな運営を実現すべく事業内容について協議を重ねます。また、毎月行われる運営団体の実行委員会に参加し、事業成功に大切な人間関係を築きます。浜松JCとして、未経験者でもトライアスロンに挑戦できよう体験型の事業を実施いたします。
過酷な競技であるトライアスロンをやり抜いたときに人は、自分自身の限界を超えた体験をすることになります。限界を超えた体験は新たな気づきとなり、精神面の成長へ繋がります。人間の本来持つ肉体の可能性と向き合い、自身の精神を成長させ
ることで、文明に飼いならされる前の人間が自らの意思で肉体・精神の向上を求めていた、本来あるべき姿に気づくことができます。競技を通じて培った精神性は、日常生活の中でぶつかる多くの壁に、果敢に挑戦し乗り越えていくことができます。そんな肉体と精神を兼ね備えた人間達はこれからの浜松の社会を大きく動かす存在になりえるのです。
〈室基本方針〉
室 長 稲垣 公俊
共に刺激し合い、同じ時間を共有することで育まれるJCメンバーの友情は、ただそれだけで価値があり、社会に向けた運動によりよい効果をもたらします。JCのスケールメリットを活かしたその価値は、地域の枠を超え、日本そして世界へと繋がり、私たちは世界中の人々と友情を築く機会に恵まれているのです。こうした繋がりの中で育まれる友情を大切にしながら、私たちの運動を効果的に発信し、信頼を得る必要があります。
世界との友情構築室では、各地青年会議所、ブロック協議会、東海地区協議会、日本青年会議所そして世界へ繋がる青年会議所のネットワークを活かし友情を育んでまいります。広報渉外委員会では、各地に赴くことで得ることができる成長の機会を提供できるよう各種大会の意義目的を案内し、興味をもって参加できるように働きかけます。また、近隣LOMとの交流や出向を通して得られた人との繋がりを通して、友情を築く機会を創出してまいります。年間の事業活動をホームページで発信し、浜松JCの運動の意義目的や魅力を広く知っていただきます。世界との絆構築委員会では、地域市民や行政、各種団体に向けて本年度の私たちの運動や指針を発信します。また、移民問題について考える場を設けます。現政権が推進して
いる移民政策について議論し、移民におけるメリット、デメリットを知ることで、外国人との共生共存の可能性、そこから描くことのできる豊かさを模索します。そして浜松の未来のあり方について新たな価値観や気づきを得る場を創出してまいります。
人と人との繋がりの中で育まれる多くの友情は、人生をさらに豊かにする宝となるでしょう。日本そして世界へと広がるネットワークの中で育くまれた確かな友情、それぞれの価値観から描かれる豊かさを礎とした運動は、より説得力を増し、価値ある運動として地域に浸透していくのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 鈴木 浩太郎
人と人が出会い、同じ時間を過ごし、同じ目標に向かうことで得られる友情はただそれだけで価値をもちます。 私たちJCの出会いの舞台は、地域のみならず世界中へと拡がっています。そんな価値ある出会いを効果的に演出し、豊かな友情を育む機会を創出し、築き上げた友情という礎から発信される運動を地域へ明確に発信し、更なる出会いへ繋げる為に多くの理解と信頼を得る必要があります。
広報渉外委員会では、京都会議やサマーコンファレンス、全国大会などの各種大会に多くのメンバーが積極的に参加できるよう、諸大会の意義・目的・魅力を正確且つ迅速に案内いたします。現地のLOMナイトでは出向者へ労いの気持ちを伝えると
ともに出向先での経験を伝播していただきます。また、入会年度や年齢を超えたメンバー同士の親睦が深まるような設営をいたします。三浜会では、近隣LOMとの情報交換や連携を通じて友情が深まる設営をいたします。三遠南信交流会・西部6JC公式訪問では、多くのメンバーに参加いただき各地会員会議所との情報共有や運動方針の相互理解を実現いたします。ASPAC・世界会議は国際交流を通じ異国の文化や慣習を直接肌で感じ、海外メンバーとの友情を築いていけるようサポートいたします。出向者へは効果的な発信と情報の共有を密に行うことで、積極的な参加と活発な活動ができるようサポートいたします。これらの活動をホームページで明確に発信し届けることで、メンバー間の情報共有の更なる強化と活動への興味と参画意識の向上、地域の方々の多くの理解と信頼へ繋げてまいります。
これらの活動を通じて多くの同志と出会い価値ある友情が育まれ、相手を思う心と心の繋がりから深い満足感を得ることで、私たちの人生は更に豊かなものとなります。そして豊かな友情を礎に地域へ発信された運動は、多くの方々の理解と信頼を得
ることでより良い運動効果をもたらし、更なる出会いへ繋がると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 宇津山 博規
人間は誰しも一人では生きていくことなど出来ません。多くの人の支え、繋がりの中で生きております。私達、浜松JCには創立以来、先輩諸氏が連綿と築いてきた地域社会との繋がりがあります。浜松JCの運動を円滑に展開する為にも、このかけがえのない繋がりの中で広く運動を発信する必要があります。さらには、浜松は外国人が多く暮らす街です。移民問題の議論が取り沙汰される昨今、外国人との繋がりが強い土地に育ち、JAYCEEとして世界とのネットワークを紡いできた私達だからこそ、移民問題をより身近な問題として意識し、共生共存に向けての豊かな未来図を描いてゆく必要があります。
世界との絆構築委員会では、二つの事業を開催いたします。一つ目は、2017年度のスタートを飾る事業として新年賀詞交歓会を開催します。浜松JCの理事長所信・運動方針を明確に発信し、行政・各種団体をはじめとする方々に一層の理解・賛同
を頂くとともに、メンバーには、理事長所信を直接耳にすることで各人が浜松JCの進むべき道を理解し、運動方針を行動に移していく為に自分がすべきことを深く考える機会とします。二つ目は、現在の日本の移民政策に基づき、今後起こりうるであろう移民問題を考える例会を開催します。例会では、移民問題に造詣が深い講師をお招きし、メンバーが移民問題について正しい知識を学ぶ機会を設えます。移民のメリット、デメリット等を共通認識として正しく理解し、それを踏まえ、メンバー同士が各々の考えのもと積極的に議論をすることで外国人との共生共存の道を熟考する場を創出します。
自分の考えを伝え、相手の考えを知る事で相互理解が深まり、信頼関係が構築されます。浜松JCの運動方針をしっかりと地域に伝え、併せて地域からの声に真摯に耳を傾ければ必ず地域との繋がりは深まります。また、移民問題においても、単一な
考えに凝り固まることなく公正な立場で議論をし、そこで生まれる気づきを得ることにより視界が開け、共生共存に向けてのより良い未来への道筋が見えてきます。地域との繋がりを尊び、多様な文化との繋がりに新たな希望を見出すことが浜松を明るい豊かな社会へと導きます。
〈室基本方針〉
室 長 丸井 基宏
青年会議所の持つ最大の強みは「ネットワーク」に他なりません。地域はもとより全国、そして世界中に広がるメンバー同士のつながりがより大規模で深みのある運動展開を可能にしているわけですし、自らの視野拡大や多方面での友情構築へも直結しています。我々JCメンバーには、このネットワークを最大限に活用しメンバー間に留まることなく、地域の青年たちへ、より広い価値観を身に付けたり様々な地域の人々
と友情を育むことができる機会を提供する使命があるのです。
浜松JCを含めた東海4県82青年会議所で構成される日本青年会議所東海地区協議会には、今年度第44回目を迎える伝統事業「JC青年の船 とうかい号」があります。主に地域の企業に勤める若手社員を対象にした本事業は、船の上という特異な環境の中様々なカリキュラムを通し、普段出会えないような他地域の仲間たちと共に自己研鑽と友情の構築を目指します。四十余年の長きに渡り地域の未来ある青年たちのステップアップに寄与してきた活動です。我々とうかい号支援室はその名の通り、この「とうかい号」事業に全力で取り組みます。一人でも多くの地域の方々にこの事業の意義を理解していただき、参加の意欲を持っていただけるよう情報発信に努めます。また、参加する一般乗船者たちに常に寄り添い、募集から準備、乗船、下船後に至るまで全ての期間において最大限のフォローアップを実施し、乗船者にとって「とうかい
号」が最高の経験となるよう支援いたします。
乗船した青年たちは「とうかい号」を通じて得た新たな気づきと友情を糧に、それまでならクリアできなかったであろうハードルも飛び越えていくような活躍を見せてくれることでしょう。より世界に目を向け、物事を多角的に捉え、何事にも積極果敢に挑戦していく、そんな若者たちの力こそ、この浜松が世界と共生共存していくための礎となるのです。
〈委員会基本方針〉
委員長 柳沢 祐太郎
青年会議所の魅力は人種、国籍、性別、職業、宗教を問わず、地域の枠を超えて、日本中、世界中を舞台に様々な運動を通し友情を築けることです。このJCネットワークを効果的かつ最大限に活用することにより、メンバーに留まらず浜松の企業や地域はもとより次世代を担う青年が世界との友情を構築する機会をあたえることができるのです。だからこそ積極的にこのJCネットワークの強みを発信し友情を育む運動をしていく使命があるのです。
とうかい号支援委員会では、第44回目となる「JC青年の船 とうかい号」の窓口となり一般乗船者の募集を行います。浜松の中には「とうかい号」の存在を知らない企業があるのが現状です。今まで乗船者を輩出したことのない企業へ「とうかい号」の魅力や意義を伝えるとともに、青年会議所の運動の必要性も伝えていきます。そうしてご応募いただいた一般乗船者たちが乗船までの期間に少しでもお互いの友情や信頼関係を深められるような場の提供をしていきます。また、乗船者が安心して楽しく「とうかい号」に臨んでいただけるよう一丸となって全力でサポートします。乗船者とJCメンバーの絆がより深くなり一つの輪になれるよう、送迎にも気を配ります。そして、下船後にも報告会を設け、乗船者が研修で学んだことや友情の大切さを各企業へ還元できる環境を整えていきます。乗船者だけでなく、浜松JCメンバーの参画意識高揚に繋がる活動をしていきます。
一般乗船者は「とうかい号」を通して今まで感じたことのない達成感や感動、支えてくれた仲間の大切さや世界の青年との友情を肌で感じるでしょう。そうすることで改めて自分自身を見つめなおす機会を作ることができ、その結果として自身の殻をやぶることができるようになります。そんな青年たちが、広い視野で物事を捉え、浜松の街から世界との友情拡大の礎となってくれることを確信しています。
〈室基本方針〉
室 長 小松正典
「豊かな」人生とはどんな人生でしょう。その形は人それぞれかもしれませんが、何事も損得で判断する生き方で、豊かな人生を享受することなどできるでしょうか。我々は知っているはずです。自分の損得に関わらず他人のために、行動できることが「豊かさ」だと言うことを。そして、どの地域にもまちをよくしようと考える青年がいるはずです。そんな青年を探し出し、成長する機会を提供することは我々の使命でもあります。今後も価値ある運動を発信していく為にも、メンバー間でJAYCEEとしての価値観を共有することが必要不可欠なのです。
組織力向上室では、会員拡大委員会と会員向上委員会が連携をとりながら会員拡大や会員の資質を高めるための様々な研修を行います。会員拡大は、会員拡大目標40名を必達する為、他の委員会との連係を強化し、新しい手法を用いて全員が参画できる設えにより入会候補者に魅力を伝え、心に火を灯す会員拡大を行って参ります。会員向上委員会では様々な研修を通してJCについて学ぶ機会を設けます。浜松の「豊かさ」とは何かを考える機会を作り、そのために必要な物は何かをイメージしていただく、研修を行います。現役メンバーの皆様にも浜松JCの理念や長年続いている歴史を、今一度再認識していただき、価値観を共有していただきます。先輩諸氏が、作り上げてこられた事業の大切さを知り、継続していく意味を理解して、今後の事業への参画意識を高めていただきます。
浜松JCメンバー1人ひとりが、会員拡大に対する意識をこれまで以上に持っていただくことで、より多くの新たな同志を迎えることができます。様々な研修を通し、JCの価値観を共有した青年達が数年後の浜松JCを支える柱となります。そんな青年を輩出し続けていくことで、社会に影響力を与える価値ある運動を、今後も継続して発信していくことができると同時に、組織力の向上に繋がることを確信致します。
〈委員会基本方針〉
委員長 四條 桂吾
現代の浜松にも、まちのことを思う志を持った青年は少なくないはずです。我々が展開する運動を実現するためには、同じ志を持ち得る新たな仲間を発掘し、より力強い組織となるべく浜松JCのエネルギーを拡大していかなくてはなりません。
本年度、浜松JCは、新会員の「数と質の両立」を実現するべく、40名拡大必達、併せて20代メンバー15名、女性メンバー10名の拡大を目標に会員拡大活動を展開して参ります。会員拡大委員会は、会員拡大の革命家として、入会候補者一人ひとりに真摯に向き合い、様々な手法を用いてJCの魅力を伝え、心にJCの火を灯し入会へ繋げていきます。加えて、その情熱を浜松JCメンバーに伝播させ多くの協力を得ながら、JCメンバーが会員拡大業務に積極的に参画可能な仕組みとして、事業説明会や異業種交流会を設営し、拡大事業の見える化及び全員参加型拡大活動を実現させて参ります。これらの活動を通じてJCメンバーの拡大事業に対する意識を変革させるとともに、浜松JCに会員拡大の熱狂を創り出して参ります。また、新たに迎え入れた同志に対しては、JCの理念や意義、目的、在り方を伝え浜松JCメンバーとしての資質を高めつつ、個性に応じた細やかなフォローアップを行い帰属意識や参加意識を高めていきます。一年の締めくくりには、新たな同志を中心に会員拡大委員会が力を合わせて、卒業式典及び忘年会を開催いたします。卒業生のこれまでの労をねぎらうとともに、1年間の活動を振り返りながら、メンバー同士の友情をより一層深めて参ります。そして、卒業生の熱い火を現役メンバーが受け継ぎ、浜松JCのさらなる飛躍につなげて参ります。
会員拡大とは、JC運動の本質であります。JCメンバーが青年の心を揺さぶりJCの火を灯す過程は市民意識変革運動に他なりません。そして、新たな同志を加えより大きくなった浜松JCのエネルギーは、力強い組織の素地となり、新しい豊かな浜松の形を描き創り出していく原動力になると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 大場 大晃
先輩方が築き上げてきた浜松JCの歴史と伝統は、我々現役メンバーが想像する以上に価値があり、尊いものであります。そんな浜松JCには今まで多くの熱い情熱と志を持った先輩方が、地域を巻き込んだ運動を手掛けることで、地域の活性化に貢献し、市民を成長させてきました。今この時代に生まれた我々青年は、先輩方の想いを繋ぎ、地域を豊かにする革命家を一人でも多く育てることが必要です。
会員向上委員会では、新入会員がJAYCEEとしての資質を学び、現役会員との価値観を共有することで、共に浜松市民の心に火をともせるような革命家になるために、入会希望者オリエンテーション、入会式を行います。入会希望者オリエンテーションでは、浜松JCの歴史や伝統、活動目的、JCの基礎知識を習得させるとともに、JC活動の楽しさやメリット、JAYCEEとしての誇り
や魅力を伝えていきます。入会式では、オリエンテーションで学んだことを理解し実行していくために、研修や講演を用いて、新入会員の心に火をともしていきます。そして、個人が考える浜松の「豊かさ」をイメージしていただき、実現させるため自分に必要なものは何か、今後のJC生活をどんな思いを持って活動していくかを考え、明確にしていきます。新入会員が個々に気づき行動することで変化を生み、その変化が現役メンバーにも波及することで、メンバー全員の意識改革や資質の向上へ繋げていきます。メンバー全員が自己成長することで盤石な組織づくりの基盤となります。
新入会員が現役メンバーと交流し価値観を共有することで、JAYCEEとしての在るべき姿となり、メンバーが自己成長を続ける姿を見て、高い志とJAYCEEとしての誇りを抱きます。そして多くの事業を通して、人の心に火をともすことの素晴らしさややりがいを見出し、ここ、浜松JCで革命家への一歩を踏み出すことを確信しております。
〈室基本方針〉
室 長 林 諭
浜松JCは、66年の長きに渡り、『明るい豊かな社会』を目指して、先輩諸氏が目まぐるしく変化する社会に適した組織力を構築し、理想とする社会の実現の為に運動してきました。私たちは、社会に影響力のある
事業・運動を発信し、地域社会から期待と信頼に応える団体として、洗練された仕組みを理解し、英知を受け継ぎ時代の変化に適した組織運営を続けて行かなくてはなりません。
総務室では、組織体として、正確かつ的確な情報共有を迅速におこなうことで浜松JC全体の潤滑油となり組織力の向上に努めます。財務褒賞委員会としては、各事業の運動が予算に対して効率よく、影響力のある運動を発信する事が出来るか、また予算計画を検証し考察と提言をします。そして健全で明瞭な予算執行を行い、財務面・コンプライアンス面に対し公益法人として透明性を確保し信用をさらに確固たるものに致します。事務局としては、社会に必要とされる事業を生み出す場である、総会、各種会議において、適正かつ正確な会議資料の作成及び審査・確認を行い、厳粛な会議の設営をすることで、質・価値が最大化出来る環境を作り出し、一つ一つの事業が地域社会に大きな影響を与えれるように参画してまいります。総務室が今一度英知を汲み取り、仕組みを理解することで、重要な役割を担なっている自覚を持ち品格のあるJAYCEEとして、冷静に職務を遂行し、成果を上げれる盤石な基盤を作り、時代に適した組織運営を行ってまいります。そして次世代へと継承していきます。
組織の中枢より厳格かつ柔軟な組織体を構築し、規律や規則を遵守した組織運営はJC運動の礎となります。組織力を高め事業のサポートを行うことで、より成果のあるJC運動を発信出来る環境を整えることが出来ます。そして浜松JCの市民からの期待と信頼に応え続けられる組織運営が、明るい豊かな社会の実現へと導いていくことと確信いたします。
〈委員会基本方針〉
委員長 平山 隆康
長い歴史を持つ浜松JCは、公益社団法人として浜松の地で「明るい豊かな社会」を目指して活動してまいりました。これから先も組織と地域社会との信頼関係を構築し続け、さらに強固なものにするためには、堅実で正確な財務運営を継続していく必要があり、また同時に、メンバー一人一人の参画意識を高めていく必要もあります。
財務褒賞委員会では、月1回財務会議を開催し、事業担当委員会の収支予算書についての収支や見積書との整合性をチェックし、また、会議出席者から広く意見を求めることで、健全で明瞭な予算計画をもち、社会に豊かさをもたらすような事業を実施していただける環境づくりをいたします。また、規則やコンプライアンスに則った予算書や決算書を作成し、適切な会計の管理、運用に努めることでメンバーや地域社会からの信用をより強固なものにしていきます。そして、年間を通じてメンバー・委員会に対して褒賞という形でアプローチをすることによって、メンバーの心に灯をともすことで参画意識を高め、事業の質を向上させることで地域社会からの信用をより大きなものにしていきます。加えて、地域社会との接点・自分達の運動の必要性をダイレクトに感じることのできる献血事業の運営も1月と10月に2回実施させていただきます。
安定した財務運営を実施し、地域社会からの信頼関係をより強固なものにします。そして、褒賞というきっかけで、情熱と冷静さを兼ね備えた頭脳を持つメンバーの出席率が向上することにより、事業の質が向上します。規則に従い、コンプライアンスを順守し、社会のための格式高い事業を行える組織であるからこそ、これから先も社会からの期待と信頼に応え続け経済を豊かにさせ、人の心も豊かにさせることのできる組織であり続けられると確信しております。
〈委員会基本方針〉
委員長 宮尾 晃輔
我々が所属する浜松JCは、諸会議と年に3回行う総会と独自の会議体を持っています。諸会議がそれぞれ機能することで、いつの時代も社会に影響力のある事業・運動を発信してまいりました。今後も浜松の地域社会に影響を与えるために、単年度制の強みを生かし事務局メンバーが浜松JCが行う全ての事業効果を最大化する組織運営を築き続けていく必要があると考えます。
事務局としては、活発な議論が交わされる諸会議の設営、浜松JCの運営に関する重要な事項を正会員全体で決議する総会を行います。事務局が根幹となる議案の上程期限遵守を各委員会に促すことで、適正かつ正確な会議資料の作成が実現します。さらに、議案の審査・確認を行うことにより、議案と会議の質を上げる事が可能になります。その結果、事業価値を最大化することが可能な環境を作り出します。各種団体、地域社会との窓口調整業務については、浜松JCとして規律と品格のある対応と連携を密に測る事で、外部との関係性をより強固なものへと築き上げます。理事長のセクレタリー業務においては、浜松JCの活動が様々な地域に伝播するよう側面からサポートをします。会員案内をはじめとした正会員と特別会員への業務連絡に関しては、正確な情報収集と迅速な配信を行います。そして浜松JCの財産である文書と備品については、適切かつ厳重に管理を行ってまいります。事務局は年間を通じて全ての委員会と関りをもちます。各委員会との情報共有とフォローア
ップを行うことで、各委員会が全ての事業に対して事業協力をする信頼関係と、浜松JCの更なる組織力の拡大に繋がります。事務局メンバーが組織に埋め込まれた英知と仕組みを受け継ぐことで、規律ある組織運営と各委員会が事業効果を最大化
できる委員会運用が可能になります。浜松JCがさらに盤石な組織になる事で、発信する事業がメンバーや市民にとってさらなる信頼と期待に繫がり、浜松JCの更なる『豊かさ』の実現へと導くことと確信しております。
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このページは2017年度の情報です。本年度の情報はこちらをご覧ください。
〈室基本方針〉
室 長 鈴木 涼介
豊かな暮らしをしたい。誰もが当たり前に抱く感情です。浜松は恵まれているでしょう。四季を通し過ごし易い気候、多様性に富む地形。不便無く小売店や商業施設があり、モノは容易に入手できます。しかし、むしろ飽和状態で恩恵すら薄れている様にも感じます。他方、市中心部の活気は低迷し、産業の空洞化も進む等、経済活動においてはマイナス要因に溢れ先行きは不透明です。では、モノさえあれば、富さえ得られれば豊かなのか。そんな簡単な問題でもありません。このまちの生活の豊かさを高めるには、市民が幸せに感じる産業を発展させ、結果として富が得られるという構図の経済活動が活発でなければなりません。
経済活性化室は、浜松の地ならではの新たな産業の種を蒔き、経済の活性化を図り豊かさを追求する事業に挑戦します。産業育成委員会では、企業とエンドユーザーが手を取り合い、新しいモノづくりにおけるイノベーションを生み出すモデルケースを構築します。浜松は世界的に有名な企業が生まれ育ち、その技術が培われたまちであり、今もそれを継承している企業が数多く存在します。企業とエンドユーザー双方へアプローチし、企業が持つ優れたノウハウとエンドユーザーのニードを融合し、心が躍るような新しいモノを作るという産業の育成にチャレンジします。地域資源発信委員会では、豊富に眠る浜松の地域資源を発掘、ブランディングし広く発信をします。資源とは、広義に人間の生活に利用可能なものと解釈します。自然から恩恵を被る天然資源、そこにしかない観光資源など、有形無形を問わずあらゆる資源があることでしょう。しかしながら有効利用がなされていない資源に着目し、グローバルな視点によるクローズアップと、WEBを活用したPRにより、その利用価値を高めます。
富と幸せをもたらす新たな浜松の産業の種が、目に見えるカタチで芽生える。それは浜松の産業が活性化する第一歩となります。市民が熱狂する産業が浜松経済を力強く牽引し、このまちの「豊かさ」は高まるのです。