9月25(月)、FMHaroにて「悠のスムージーCafe」が放送されました。
パーソナリティの野相 悠(のあい はるか)さんが、毎回様々なゲストを招いて浜松の身近な情報を発信する番組で、毎月第4月曜日は浜松JCがゲストとして出演しております。
前半に出演した「世界との絆構築委員会」では、来月担当する例会を紹介させて頂きました。公立大学法人静岡文化芸術大学、副学長の池上重弘様をお招きして「浜松における”移民”の現状と今後の可能性」についてご講演頂きます。
御存知の通り、浜松市は工業都市であると同時に、全国で2番目に海外出身の在住者が多い国際都市でもあります。
彼らはピーク時には約3万人も浜松に住んでいて、内55%がブラジル出身でした。
それにも関わらず、私達は彼らの事があまり分かっていないのではないでしょうか。
例えば彼らの半分が日本語を喋れない事。
給料は残業代込みで20~25万円程度で、その中で毎月1~5万円を本国に仕送りしている事。
3割が健康保険に入っておらず年金は6割が未加入である事。
そして2008年のリーマンショックをきっかけに彼らは去り続け、結果、浜松市の人口が約1万人も減少してしまった事――。
彼らは立派な浜松市民です。この機会に彼らの苦しみや想いを理解し受け止める事こそ、本当の意味で世界との絆を構築する事ができるのではないでしょうか?
そして後半に出演した「広報渉外委員会」では、今月末にアテンドする全国大会を紹介させて頂きました。今年で66回目を迎え、埼玉中央JCが主管として開催されます。
JCは全国に696箇所散らばっており、その一つ一つが私達浜松JCと同じように故郷を想って精力的に活動しています。その全国各地で活躍するメンバーが一斉に集う貴重な場こそが、全国大会です。
JCの枠を超えて街中で盛り上がっている当大会ですが、それを主管する埼玉中央JCと私達浜松JCには、2つの大きな共通点があります。
それは「養鰻発祥の地」と「蒲焼発祥の地」で共に最も長い鰻の歴史を持つ街である事と、平成の大合併で大都市となった事です。
合併後、5つのLOMが一つにまとまった埼玉中央JCに対し、浜松市は浜松JC・浜名湖JC・浜北JCとエリアを分けたまま、それぞれの地域に密着して活動を続けてきました。
似た境遇を歩みながらも、JCが選んだ道は違い、それはお互いの街にどのような未来をもたらしたのか。
この交わりはきっと、私達浜松JCにたくさんの刺激を与えてくれるに違いありません。
今夜のラジオで紹介したこれらの事業はどちらもメンバー向けではありますが、地元・浜松市にとって非常に重要な内容を秘めております。
私達浜松JCは2つの事業を通じてメンバー全員が大きく成長し、必ずや浜松市の成長に還元する事をお約束致します。
(広報渉外委員会)
PS.今夜のリクエスト曲は奥田民生の「イージューライダー」でした。
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